「中学校を卒業して、進学しないことに不安はありませんでしたか?」
もしそう聞かれたら、私の答えは決まっています。
全くありませんでした😂
むしろ私の場合は、
学校へ行く方が不安でした。
支援学校へ行くメリットを、私は見つけられなかった
娘のハナは、中学校卒業後、高校にも支援学校にも進学しませんでした。
もちろん、支援学校の見学には行きました。
その上で、
「ハナがここへ通うことで、何が得られるのだろう」
「この環境で、ハナは自分らしく伸びていけるのだろうか」
と考えました。
小・中学校では、同じクラスの男の子に胸を触られる出来事もありました。
身体は大人になっていく娘を、外の環境の中で本当に守ってもらえるのだろうか。
それは、親としてとても大きな問題でした。
そして中学生になる頃には、思春期ならではの羞恥心も強くなり、通常学級に入れないこともありました。
でも私は、それを今すぐ克服させなければならないとは思いませんでした。
今できないなら、今はやらなくてもいい。
成長の中で、いつか自然にできる日が来るかもしれない。
その時でいい。
そんなふうに考えていました。
だから親として見た時、ハナが「とりあえず」支援学校へ進学するメリットを、私はどうしても見つけられませんでした。
「とりあえず支援学校へ」に違和感を感じた
先生から、
「とりあえず支援学校へ行ってから、お菓子屋さんをやるのはどうですか」
と言われたことがあります。
その時、私の中では答えがはっきりしていました。
とりあえず⁉️
娘の大切な人生に、“とりあえず”はないのよ‼️😂
学校側からは心配されたと思います。
でも我が家では、ハナが中学生になった頃から、進学しないという選択を考えていました。
学校へ行かないことが目的なのではありません。
ハナにとって、今どんな環境で過ごすことが一番いいのか。
私が見ていたのは、そこでした。
実は、息子にも同じことを言っていた
これは、ハナに障害があるから考えたことではありません。
息子の陸が、
「高校へ進学したくない。中卒でいい」
と言った時にも、私はこう話しました。
「何をしてお金を稼ぎたいのか、夢中になれることがあるなら中卒でもいいよ」
「でも、それがまだないなら、高校へ行きながら考えたら?」
私にとって大切なのは、学校へ行くことではなく、
その子が何をしたいのか。
でした。
その後、陸は高校2年生で転校。
同じ頃に、大好きなブランドでアルバイトを始めました。
型にはまらない自由な環境が、陸にはとても合っていました。
学校では理不尽だと感じることも多かったようですが、仕事を始めて、初めて「尊敬できる大人に出会えた」と感じたようでした。
そしてハナと同じく、
「休みなんていらない。毎日働きたい!」
と😂
親として、こんなに嬉しいことはありませんでした。
「パイロットになりたい」と言った息子に、私がしたこと
そんな陸も、小学生の頃は「パイロットになりたい」と言っていました。

パイロットになるなら、もちろん勉強も必要です。
ところが……
全く勉強スイッチが入らない🤣
さて、どうしたらスイッチが入るのか。
そこで私は、渡航するたびに、
「可能であれば、パイロットの方に会わせていただけませんか」
とお願いしていました😆
エアレースに夢中になれば、室屋さんに会いに行く。
航空ショーでは、サインをもらえる抽選に家族で参加。
なぜか私だけ当選。
執念です😂
もちろん、サインをもらいに行くのは陸🤭

トークショーがあると知れば、少人数の先着募集に即応募。
無事に参加できて、室屋さんと写真まで撮ることができました🙌🏻
息子の「やってみたい」のスイッチを入れるために、母ができることには全力でした💪🏻

ただ、一つだけ、ほとんどやらなかったことがあります。
「勉強しなさい」と言うこと。
だって、言ってやるなら簡単ですから🤪
勉強する意味が見つかった時に、やればいい
当時の陸には、勉強することのメリットが見えていなかったのだと思います。
まあ……
私たち親の子ですから😂
私自身、本当に勉強をしませんでした。
テニスで大学まで進みましたが、学生時代に夢中だったのは、やっぱりテニス。
でも大人になった今は違います。
自分が興味を持ったことなら、いくらでも調べるし、勉強もできます。
だから私は、
学ぶことと、学歴を持つことは、必ずしも同じではない
と思っています。
もちろん、なりたい職業に資格や学歴が必要なら、そのための勉強は必要です。
でも、もし大人になってから本当にやりたいことが見つかったなら、その時に学び直す道だってある。
私はそう考えてきました。
だから陸にも、
「いつか本当にやりたいことが見つかったら、その時はものすごい力を発揮するんじゃないかな」
と思っています。
私の子育ては「信じる・見守る・応援する」
振り返ってみると、私の子育ては、
信じる。
見守る。
そして、応援する。
だったのかもしれません。
私は親だけれど、ハナと陸の人間性には、私たち親にはない素晴らしいところがたくさんあって、二人を一人の人間として尊敬しています。
だからこそ、
私の価値観で、子どもの可能性に蓋をしたくない。
親ができることは、子どもの人生を決めることではなく、
環境を整えること。
いろいろな世界を見せること。
経験する機会を作ること。
そして本人が何かを選んだ時には、応援すること。
そんなふうに考えてきました。
子どもの頃に感じたことや経験したことは、一生残ると思うから。
「普通の道」より、その子に合う道を
高校へ行く。
大学へ行く。
就職する。
もちろん、それがその子に合っているなら、とても良い道だと思います。
でも、
みんなが行くから。
とりあえず。
行っておいた方が安心だから。
それだけを理由に、子どもの大切な時間を使う必要はない。
少なくとも、我が家はそう考えました。
ハナは中学校卒業後、家で過ごす時間を経て、自分から「働きたい」と言うようになりました。
そして今は、自分が行きたいと思えた場所で仕事を楽しんでいます。
陸もまた、自分に合う環境の中で、働く楽しさを知りました。
二人を見ていると、改めて思います。
大切なのは、みんなと同じ道を歩くことではなく、その子が自分の足で歩きたいと思える道を見つけること。
遠回りに見える時間も、立ち止まっているように見える時間も、
あとになってみれば、ちゃんとその子の人生につながっているのかもしれません。
だから私はこれからも、
信じて、見守って、応援する。
きっと、それくらいしかできない。
でも、それでいいのかなと思っています☺️


