環境を変えることは、
逃げることではありません。
私はずっとそう思っています。
もちろん、
環境を変えればすべてがうまくいくわけではありません。
でも、
その子に合った環境へ行くと、
子どもは驚くほど表情が変わります。
HANAは支援学級へ行き、
「できない子」ではなく、
「みんなで助け合う仲間」
として過ごすことができました。
勉強よりも、
社会のルールや人との関わりを学び、
少しずつ自信をつけていきました。
RIKUも同じでした。
転校先では、
自分の夢に向かって努力している仲間に出会いました。
人は、
置かれる環境で、
見える景色も変わります。
私は子どもたちに、
勉強より大切なものがあると思っています。
勉強は、
大人になってからでもできます。
でも、
その年齢でしか経験できないことがあります。
友達。
挑戦。
失敗。
夢中になれること。
そういう経験が、
人を育てるのだと思っています。
だから私は、
子どもが壁にぶつかった時、
「我慢しなさい。」
とは言いません。
まず聞きます。
「どうしたい?」
そして、
必要なら環境を変える勇気も持ってほしい。
自分の人生は、
自分で選んでいい。
私はそれが、
子どもたちに伝えたい一番大切なことです。

