発作は相変わらず続いていました。
毎週のように繰り返される発作。
家族みんなが眠れない夜を過ごす日々でした。
それでも、私たち家族のそばには、いつもRENがいました。
発作がなくなったわけではありません。
でも、どんな時も変わらず寄り添ってくれる存在がいる。
それだけで、家族の心は少しずつ救われていたのだと思います。
そんなある日、子どもたちが小さな頃にお世話になった先生の言葉が、ふと頭に浮かびました。
「てんかんを疑っています。」
ちょうどその頃、アメリカで暮らしていた姉から、てんかんと夜驚症について書かれた記事が送られてきました。
「もしかしたら……。」
そう思った私は、すぐに先生のもとへ向かいました。
久しぶりの受診にもかかわらず、先生は私の話を丁寧に聞いてくださり、市内の県立病院への紹介状を書いてくださいました。
今振り返ると、不思議なくらい必要なタイミングで、ご縁がつながっていったように思います。
RENとの出会い。
先生の言葉。
姉から届いた記事。
どれか一つ欠けていたら、この先は違っていたのかもしれません。
この紹介状が、私たち家族を暗いトンネルの出口へ導く、大切な一歩になるとは、この時はまだ知る由もありませんでした。


