静岡てんかん・神経医療センターの先生から、
「発作だけでは説明できない様子があります。」
そう伝えられた私たちは、夏休みに隣接する静岡こども病院で発達評価を受けることになりました。
発達評価は2日間にわたり行われました。
HANAは小児心理士さんと一緒に遊んだり、課題に取り組んだりしながら、行動を細かく観察していただきました。
その間、私たち親は別室で聞き取りを受けます。
主人も仕事を調整し、息子を連れて静岡まで来てくれました。
朝から夕方まで、本当に細かく質問されました。
妊娠中のこと。
赤ちゃんの頃のこと。
言葉が出た時期。
遊び方や好きなこと。
苦手なこと。
幼稚園や学校での様子。
家庭で困っていること。
思い出せる限り、一つひとつ答えていきました。
質問は途切れることなく続き、
「まるで警察の事情聴取みたい…。」
そう思ってしまうほどでした🫣💦
でも、その質問は私たち親を責めるためではありません。
HANAという一人の子どもを、少しでも正しく理解するため。
小さな頃から現在までの出来事を、一つひとつ丁寧につなぎ合わせてくださっていたのです。
担当してくださった小児心理士さんは、一見すると、とても厳しい先生でした。
正直、最初は少し緊張しました。
でも、その厳しさの奥には、
「この子を理解したい。」
という強い想いがあることが伝わってきました。
今振り返ると、この2日間はHANAを評価する時間ではありませんでした。
HANAという一人の子どもを、深く理解するための時間。
そう感じています。
そして2日間の発達評価が終わり、いよいよ結果を聞く日を迎えました。
その日、私はHANAの世界を変える、**“取り扱い説明書”**を受け取ることになります。

